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2月23日(日)に、西楽寺本堂と本坊客殿にて、馬とび・星まつりが開催されました。



 

《星まつり》とは。

人は誰でも生まれるや、皆その歳々に相当する星が決まっています。星祭りというのは、その人それぞれの当り星を祭って、その人の悪事災難を除き、息災延命・出世開運するよう祈願する儀式です。

そこで西楽寺におきましては、不動堂本尊である不動明王の宝前に、壱千年の古式に則って、開運厄除け祈願の星祭り大護摩供を厳修し、悪事災難・厄除け悪鬼を追い払い、七福即成・出世開運をご祈願いたします。

星まつり




 

《馬とび》とは。

馬とびとは、江戸時代から続いている行事です。

農家では馬は財産で有り、家の宝物でした。そこで、馬とびの日に馬の背中に赤や青の座布団を乗せ、四隅に鈴を垂らし、馬を引いて皆さんにお披露目をしたのです。

現在の馬とびは、ポニーに子供を乗せて本堂の周りを回り、おでんや綿飴などの屋台店を出し、餅まきも行っています。




今回は、袋井市長の『大場 規之』氏に、餅まきなどにご参加いただきました。


馬とび



そして更に、開創1300年の際に奉納演奏をしてくださいました、サックス奏者の『依田 隆』氏による、サックスの奉納演奏も行われ大きな賑わいを見せました。

『依田 隆』氏による


依田隆



講座

令和7年2月9日(日)13:30から西楽寺本坊にて、

西楽寺講座第5回「 西楽寺遺跡の研究 ー所蔵資料と祇園祭を交えてー」が開催されました。

講師は豊橋市文化財センター学芸員の『寺井 崇浩 氏』をお迎えし、近隣の方はもちろん、遠方より多くの方にお越しいただきました。



以下、講師の『寺井 崇浩 氏』より頂戴したメッセージです。


「西楽寺は発掘調査や墓石の調査から、弥生時代から現在まで続く遺跡です。しかし、これまでは考古学的評価がされてきませんでした。そこで、西楽寺遺跡と周辺遺跡の考古学的資料と西楽寺縁起、さらに記録が少ない中世については祇園祭を交えて検討しました。すると、西楽寺が周辺地域の中心であることを物語る結果となりました。今回の発表内容は、論文発表する予定です。」





※豊橋市文化財センター

豊橋市文化財センターは、豊橋市民共有の財産である有形・無形の文化財や埋蔵文化財などを調査・研究し、未来へと守り伝ていく、文化財保護の中核となる施設です。


講座

講座


涅槃図

2月15日はお釈迦さまの亡くなられた日です。

サンスクリット語で『ニルヴァーナ(入滅)』と言い、涅槃図は亡くなられたお釈迦さまの周りで、菩薩や羅漢、僧侶、会衆、動物などが悲しむ姿が描かれています。


2月23日の『星まつり、馬とび』まで、西楽寺本坊客殿にてご開帳しております。

ご供養のために、お参りください。


涅槃図

真言宗智山派 安養山西楽寺

〒437-0122 静岡県袋井市春岡384 TEL:0538-48-6754 FAX:0538-48-6261

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